炭水化物のメインの摂取源は主食=米です。ただし、精製した白米を炊いた「白いご飯」ではなく玄米や分つき米など未精製または精製度合いの低い米を摂るようにして下さい。なぜなら精米とは「栄養素を捨てる作業」だからです。

ビタミンやミネラル、食物繊維といった貴重な栄養素は精米時にぬかや胚芽として取り除かれています。つまり、白いご飯からはデンプンばかりを摂っている事になります。これには大きく分けて3つの問題があります。

1つめは「血糖値の不安定」です。デンプンばかりの白米では消化・吸収のプロセスが速やかになり、ブドウ糖が血液中にどんどん送り込まれることで、血糖値が急上昇します。すると血糖値調整のため膵臓からインスリンが一気に分泌され血糖値が急降下します。このことは膵臓だけでなく、体内で連携している他のホルモンに影響し、心身の様々なトラブルに繋がります。

2つめは「エネルギー生産効率の低下」です。炭水化物は消化・吸収された後に血糖として全身に運ばれ、ビタミンやミネラルによる共同作業を通じて個々の細胞の中でATPというエネルギー物質につくり変えられます。しかし白米には炭水化物の摂取量に見合うだけのビタミンやミネラルが絶対的に不足しているため、ATPが正しくつくれません。