ほんとうの健康管理は、実は歯からはじまる [ たかだ歯科医院 ] のブログ

ほんとうの健康管理は、実は歯からはじまる! 奈良の歯科医院、たかだ歯科医院の院長、高田利之が、歯と健康について、とっておきの、お話を掲載いたします。

2016年02月

頭の良さは食べ物がつくっている3

マサチューセッツ工科大学のJ・スクリムショー博士が行った10年間に及ぶ追跡調査によれば、生後半年から2歳までの間の「間違った食事」がその人の知能に及ぼす影響はその後の人生においてどんな努力をしても、またどんな英才教育を受けたとしても、もはや回復不可能であることが解ったと言われています。
そのため無限の可能性を秘めながらも、様々な面においてデリケートな部分を持つ幼児期だからこそ、何を食べるべきで、何を食べてはいけないのかという食の本質を示す「幼児栄養学」は子供たちの人生を強固にサポートすることができるでしょう。

では、幼児期以降に食事改善をしても無駄でしょうか?
次に成人になってからも食事改善により「頭が良くなった」ということを実感された方がいらっしゃいますので、その例をお示しします。

頭の良さは食べ物がつくっている2

「幼児教育」から「幼児栄養学」へ
ファーストフードなど高カロリーで低栄養のものを子供に食べさせるのは良くないことは周知の事実です。 これを「幼児栄養学」の観点から解説すると小さな子供は消化器官が未完成であり、食べ物から得るべき栄養素を取捨選択出来る体にはまだなっていません。そのような時期に「間違った食事」を続けると消化器官は際限なく栄養素を取り込み、自然にそういった「富栄養状態」のものを求める脳になってしまいます。 これが近年、子供もにも糖尿病や心臓病といった生活習慣病が増加している原因です。

逆に、幼少期から常に「正しい食事」を食べさせるようにすれば、本当に必要な栄養素を選りすぐって吸収し無駄なものは取り込まない、しっかりとした消化器官が完成します。

頭の良さは食べ物がつくっている1

人間の体はその人が食べたものによってできている

頭の良さは、その人が何を食べるかによって決まる

もちろん勉強も大切です!
しかし、勉強以前に脳を働かせる
「栄養」がなければ、集中力も続きませんし、
思考力や記憶力も低下しまいます。