ほんとうの健康管理は、実は歯からはじまる [ たかだ歯科医院 ] のブログ

ほんとうの健康管理は、実は歯からはじまる! 奈良の歯科医院、たかだ歯科医院の院長、高田利之が、歯と健康について、とっておきの、お話を掲載いたします。

ほんとうの健康管理は、実は歯からはじまる!
奈良の歯科医院、たかだ歯科医院の院長、高田利之が、歯と健康について、とっておきの、お話を掲載いたします。

カルシウム・バランスは生命活動の基本4

(牛乳を飲むことのメリットとデメリット)

牛乳に含まれるタンパク質の約8割はカゼインですが、このカゼインが体内で正しく分解されないとカソモルフィンという物質が生じます。

フロリダ大学のJ・ロバート・ケイド博士とその研究グループが1999年に発表した研究報告によると、カソモルフィンがADDや自閉症の子供の血中及び尿中に高濃度に検出され、これらの病気の原因である可能性が高いことが示されました。

牛乳には「IGF-1」という細胞の増殖にかかわるホルモンのような物質があります。これは子牛のハイペースの成長(1日に1㎏増)のため牛乳の中に高濃度に存在しています。人間が牛乳を飲んでも成長スピードに差こそあれ同じように作用します。これにより「牛乳を飲むと体が大きくなる」理由になりますが、これは決して「良い事」だけではありません。体が不自然に成長するということは、細胞(組織)の異常に促進される、つまりガンのリスクが高くなることを意味しています。この事は『ランセット』誌に掲載された論文で閉経前の女性のうち血中IGF-1濃度が最も高いグループでは低いグループに比べ7倍乳ガンのリスクが高いことが示されています。

カルシウム・バランスは生命活動の基本3(マグネシウムの重要性)

カルシウム・バランスのカギを握るのがマグネシウムです。マグネシウムは細胞内に多く存在し、カルシウムの見張り役で細胞内に入ってきたカルシウムの用が済むと、それを外に汲み出してくれます。

つまり細胞内や血液中のカルシウム濃度はマグネシウムによってコントロールされています。この作用をマグネシウムによる「カルシウム・モジュレーション(カルシウム調整作用)」と言います。マグネシウムは細胞内に多くあるべきミネラルであり、カルシウムは細胞外に多くあるべきミネラルです。

ところがマグネシウムが不足してカルシウムとの適切な比率が崩れると、カルシウムモジュレーションに支障をきたし、脳を含めた全身の細胞の機能低下をきたします。それだけでなく血管の内壁にカルシウムが沈着して動脈硬化を招き、高血圧や心筋梗塞などの原因にもなります。

ですからマグネシウム不足の状態でカルシウム単体のサプリメントを大量に摂ることは極めて危険なことです。

「カルシウム生理作用不全症候群」に伴う様々な病気や症状

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『頭が良くなる脳内デトックス』山田豊文著(青春出版社)